バリー

ジュラシック・パークのバリーのレビュー・感想・評価

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)
4.1
子供と一緒に映画観よう計画27。

私なんかは子供の頃から食い入るように観てたもんだが、今の時代は子供の選択肢が増えている為か、「子供も観られるように」を現代ほど突き詰めてはいない時代の映画だからか伏線を張っている所はあまり真剣には観ていなかった。
母親の電話でゲームしながら流し見程度でしたよw

やはりパーク内に入ってブラキオサウルスが出現してからかな〜。
でもそこからはちゃんと観てくれた。
今の子供はあのジュラシックパークでさえ一本まるまる観るのは難しいんだな〜。

どれだけ古くなろうとも私にとっての恐竜映画と言えばやはりジュラシックパークなんだな〜。
PCもブラウン管だしアニメーション映像も古い、アクションも別に無いし、恋愛要素だってほぼ無いに等しい。
それなのにこんなに面白いのは設定が最強にしっかりしてるからだろうなと。
現代に恐竜が蘇るなんてロマンが過ぎる。
音楽がまた拍車をかけて良過ぎる。

ブラキオが出てきた時の感動、ティラノの横顔が見えた時のゾクゾク、可愛く見えたエリマキの奴の恐怖、伏線だったラプトルの狩り方、ラストの咆哮。

武器という武器もなく、身体能力に長けたキャラがいる訳でもなく、なす術もない、それでもなんとか知恵を絞って窮地を脱する。
これこそ究極のアクションだと思う。

映像面こそ現代には劣るが、それでもこれ以上の恐竜映画を私は知らない。
バリー

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