このレビューはネタバレを含みます
時系列がバラバラというより、
メビウスの輪のように一周したニュアンスなんだろうか。
伏線を張るだけ張り、回収せずに終わるのにも関わらず、こんなにも面白いか。
ミステリーマンの圧倒的な存在感と、
序盤のホラー演出から、煽り運転のコメディ要素、入れ替わるというミステリーと、様々な要素があり、
本当にバラバラで、何が起こったのか分からないまま話が進み続ける。しかし、どこか筋が通っている気がする不思議な映画だった。
考察としては、彼らは別々の人間で、同じ人間を憎んでいた事、同じ女性を愛していた事が共通点であり、それが、入れ替わる事でボスを殺す事が実行出来たのだろう。
ミステリーマンが言っていた電気椅子での死刑は、恐らくこれから起こる未来で、妻を殺すという事実を変える為に現れたのではないだろうか。
主人公が忘れ去りたい事実をなかった様にする感じなのか。
記憶から抹消する為に彼は力を貸したのか。
考察しまくっても結論がでないので、
今日は諦めます。