なやら

ゆがんだ月のなやらのレビュー・感想・評価

ゆがんだ月(1959年製作の映画)
4.0
「地帯」シリーズみたいな話とロケ地+ノワール性感度高い画面って感じで大好き!
長門裕之の恋バナも泣けるんだよな。諦念から始まる純愛。
ちょっと不満なのは終盤、殺し屋との決闘の場面。スキだらけの長門裕之をあえて泳がせてわざわざ決闘を設定したくせに、見せ方がちょっと呆気ない。というか決闘が始まる時点ではもう並行プロットの方が映画を引っ張っちゃってるから、決闘はそれほど盛り上がらないんだよな。あれだけ煽っておいてもったいない。
しかし、口笛を吹いて現れる暗殺者というのは無性に怖いと再確認できた。
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