このレビューはネタバレを含みます
冷戦後、各地で内戦が起こるアフリカを舞台に銃取引で財を成す、ニコラス•ケイジ演じる武器商人が主人公です。その裏で描かれる様々な人間模様に引き込まれます。
主人公を追う警官の中盤の台詞
「お前を24時間拘束する事で、お前から1日を奪う事が俺の目的じゃない。お前を24時間拘束する事で、お前の銃で殺される人々の1日を守るんだ。」
対して主人公がその警官に放つ終盤の台詞
「君は僕を悪と呼ぶが、君達にとって僕は必要な悪だ。」
個人的にこのふたつが凄く響きました。
内容は重たいですが、ブラッドダイヤモンドと一緒に観るのがいいのではないでしょうか。