フィルおじ

ロード・オブ・ウォーのフィルおじのレビュー・感想・評価

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)
4.2
好きなタイプの映画だった
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』や『バリー・シール』みたいに成り上がる映画だった
冒頭の銃弾が生産され出荷から使用するまでの主観視点の映像がおしゃれ
ニコラス・ケイジが武器密売に手を出しだんだん欲に取り憑かれて人間としての心を失っていく様が凄い。
意外にも深いテーマや印象的なセリフで心に残る。
ストーリーのテンポも良く2時間くらいでとても観やすい。2000年以降のニコラス・ケイジの映画で1番好き。やっぱり吹き替えは大塚明夫さんが安定
ジャレッド・レトがヤク中のダメな弟でイーサン・ホークが真面目な捜査官を演じてた。
実際の出来事について作られた物語ということに驚く。国連安全保障委員会の理事国が1番武器を出荷しているという事実をラストに突きつけてくるあたりが心に刺さる。