そもそもタイトルが「ハッピーフライト」ですからね、矢口監督らしいなかなかハッピーなお仕事ムービーでした。
最近だとこの『ハッピーフライト』を、よりリアリティと事実という説得力と人間ドラマによってパワーアップさせたような映画でイーストウッドの『ハドソン川の奇跡』などがあります。
しかし作風のコメディとヒューマンドラマの違いはあれど、どちらも自分がぐっときてしまうところにべつに大きな違いは無かったですよ。
綾瀬はるかや田辺誠一の存在感がやっぱチャーミングなんで主役っぽく見えちゃいますが、『ハドソン川の奇跡』同様にこの作品も実際は“フライト”自体が主役ですしね。
あと“グッドマーク/親指立て”映画は色々あれど、キュートな使い方というところでは他の追付いを許さないものがありますね!