Mamiyaっち

ジョゼと虎と魚たちのMamiyaっちのレビュー・感想・評価

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
4.1
この映画を観る度にある事を思い出します。

僕が小学四年の時、
近所にK君という年下の子が転校して来た。
彼は生まれながらに体が弱く、そしてとても
内向的な子でした💦

新しい環境にも馴染めないようで、
いつも一人ぼっちだったな😭

ある時ひょんな事から、僕ともう一人の友達
とでK君の家に遊びに行くことになった。
寂しそうなK君への同情心もありました。

綺麗なお母さんが、本当に嬉しそうに僕達を
出迎えてくれた。恐らくK君に友達ができた
ことが嬉しくてたまらなかったんだろう💝

家に居る間、おもちゃで遊んだり、お菓子が
出てきて、あっという間に時間が過ぎた。
その間、綺麗なお母さんがずっと僕らの事を
嬉しそうに見つめてました💫

帰り際、K君のお母さんがわざわざ外まで
見送ってくれて「またきっと遊びにきてね。
Kと友達になってあげてね」と懇願された。
僕には涙ぐんでいるように思えた💧

でも10歳の子供には、
K君のお母さんの気持ちがすごく重かった。
重すぎたよ。
結局、僕は二度とK君の家に行かなかった💥

それから暫くして、
またK君は東京へと引っ越して行った。

映画のストーリーとは全く関係が無いです。
でもいつも僕はこのことを思い出し、
心をチクチクと突付かれてる気持ちになる。
とても “心が痛い” 思い出です‼️

だから、とてもとても大切な映画です 💯
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