このレビューはネタバレを含みます
2003/日本/116分
若い頃あるあるの忘れられない恋愛というやつ。生々しくていい。
ジョゼが自分を守るために身に付けた強さとか、時おり見せる緩みとかいい。
ラストの号泣と強く生きる姿の対比は不思議な爽快感でした。
恒夫はフラットな気持ちで向き合ってたし、ジョゼには最初から未来が見えていたんじゃないかって。
江口のりこのノリコ役は物事に冷めてて俯瞰出来る子って感じが良かったし、大倉孝二も暑苦しくてすきだな。
ノリコは佳苗を冷静に見抜いてたけどジョゼと会っていたらどんな感想だったろうとか、鑑賞後に想像がたくさん広がる映画。