スイミー

ジョゼと虎と魚たちのスイミーのネタバレレビュー・内容・結末

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

もう何回見たのか
定期的に見てしまう映画のひとつです。

見る人によって
意見は大きく分かれてしまう映画だと思うけれど
私はずっと好き

初めて見た時は
恒夫が最後に泣くシーンにびっくりして
それがとても印象的だった

逃げたと恒夫は言ってた

でも
そんなんわかっとったわ!
とジョゼは言うと思う

障がい者をデカめに表現して描かれているけれど
恒夫だけはそのことをマイナスになんか捉えてなかった気がしてる
特に最初は、、、

そうじゃなかったら
あんな乳母車押さないと思うし(笑)

うまく言えないんだけど
ジョゼすげー!って感じ
しかもそいつが作るごはんうまー!
って方がメインみたいな

ばーちゃんとしか過ごしてないからか
キッツイ大阪弁!強烈!
でもなんかオモロイ
世間知らずだけど
ジョゼの世界があって
それは同級生のかわいいだけの女の子にはない魅力

だから恒夫は気になったんだ
好きになっていったんだと思う

足が不自由だから
可哀想だから
好きになったんじゃない

その瞬間
恒夫の周りにいた女の子の中で
誰よりも一緒にいたい子だったんだと思う

だけど
ずーっと2人だけではいられない
現実的にスムーズじゃない

本当に好きになったから
そこでようやく
障がいのことを意識しなくちゃいけなくなったんだけど、

それに対して恒夫はどうしたらいいのかわからなくなったんだと思う

逃げた
と言うより
ごまかした

トイレで抱きしめるシーン良かった

貝殻ベッドのシーンも良かった

海のおんぶも良かった

冒頭で恒夫がジョゼとの思い出を語るシーンがある

相手はジョゼではないと私は思う

かなえちゃんでもない
(上野樹里の役も良かった)

ジョゼの話を良い思い出として話せる相手に出会えたんだと思う

まだ未熟な頃の恋愛を
チクッとチクチクッと思い出しながら
でも笑いながら話せる相手

恒夫の涙は未熟な自分と決別するかのような涙だったのかもしれない

池脇千鶴、うまい さすが
エロかわいい また見る
何回も見る

くるり大好き
スイミー

スイミー