りょーこ

肉のりょーこのレビュー・感想・評価

(1976年製作の映画)
4.0
1976年製作フレデリック・ワイズマン監督モノクロ・ドキュメンタリ作品。

肉です。
牛と人と羊と人。

"生き物"から、セリにかけられトラックで運ばれ育てられ、工場で"肉"となり出荷されていくまでを映した作品でした。

モノクロということもありますが、あまりにも淡々と解体されていくので、グロい、怖い、残虐、可哀想とかは思わず。

むしろシステマティックに肉が流れて行く様は、まるでデ〇ズニーランドのアトラクションみたいで、ワクワク楽しいものでした♪

でろんぼろんべちょりん…とモツが出まくりますけどねw
だけど、あれは触ってみたくなる。
生温くて柔らかそうで、思わず顔を埋めたい衝動に…………
いや、みんななるって、これ観ればw!!!

それよりも、解体作業をする人達が、マスクも手袋もしていないのが一番の衝撃でした!!!
慣れも時代もあるのでしょうが、色々危ないでしょうよー(´Д`)?

そんなこんなで巻き起こる、従業員達の働き方改革闘争。
時々挿入されるそれは、どこでもいつの時代でもあるものでした。。
上って本当に現場を知らない!
まずはお前がやってみろよ!って思うこと多数。

あとは、刃物と機械が大迫力で萌え(//∇//)
でっかいハサミや、切れ味抜群のナイフ達、そして従業員達の匠の技が光る現場は、凄惨ながらもうっとりしてしまう♪

あ、うっとりと言えば、羊を率いる牧羊犬ならぬ牧羊山羊が超神々しかった(笑)
山羊って頭良いんだなぁ~

そんなこんなで『肉』鑑賞の後は、しっかりお肉を食べて帰りましたとさ☆
りょーこ

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