すぽんてぃにあす

白い家の少女のすぽんてぃにあすのネタバレレビュー・内容・結末

白い家の少女(1976年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

公開時期はデ・ニーロ主演の「タクシードライバー」の頃と同じくらい。
またしても若かりし彼女にしてやられた。

哀愁漂う雰囲気の中に溶け込む少女、リン役を演じるジョディ・フォスター。
終始憂いに満ちた表情、まさに静かな快演ぶりでした。

サスペンス映画としてみると、そこまで巧みな仕掛けがあるわけでもない。
頭が良く機転が利く少女の駆け引きも、肥えた客層にはちょっと通用しないだろう。
周りの大人がその少女に敵わないので、一応サスペンスとしては成立していたけど。

それでもラストの駆け引きはスマートでクリーン。
裏の裏、キレイに決まってエンディングなんて芸術的。