ぽち

オープン・ウォーター2のぽちのレビュー・感想・評価

オープン・ウォーター2(2006年製作の映画)
2.0
かなりツッコミどころが多いのだが、一応前作に無かった悪役的なキャラと、イライラさせるビッチキャラなどを配して、低予算ホラー的な仕上がりを見せていてそれなりに楽しめる作品。

ただ、前作でのオチの良さが今作ではないのが残念。
と言うか、ただ無いだけではなくて、せっかくそれっぽいオチに持って行っているにもかかわらず、何を思ったか要らないワンシーンを入れてしまったためにぶち壊しと言うラスト。

まぁ、そのシーンが無くても、一作目と同じオチでは二番煎じで良さは半減以下と言う状態ではある。

B級テイストのホラーを観るように、ギャグのようなお間抜けな行動の数々を笑ってツッコミながら観ると楽しめる作品だろう。

でも、今作のシチュエーションはかなり多くの人の興味を引いたと見えて、探偵ナイトスクープで検証したり、ネット上でも助かる方法をいろいろ検索できる。
そう考えると、話題性はあったのだろうな。

あ、一番の失敗は、3人も水着女出しておいて、乳見せ係がいないことだな。一作目のクリス監督を見習ってほしいものだ。



余談。
ネットで検索するといろんな方が「こうするべきだった」と言う方法を書いていて面白い。

wikiによれば
「テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」2008年9月26日放送「『オープンウォーター2』で生き残る」において、この映画の状況で自分達なら生還できると思うので試したい、という依頼があり、竹山探偵が依頼者らが提案した生還方法を試した。しかし水中に入った時点で脱落する参加者などもおり、行き当たりばったりなやり方の為誰一人として「生還」を果たすことは出来なかった。(そもそもバラエティ番組なので十分な検証をもって行ったわけではない)」

まぁ、あの番組はお笑いなので真面目に検証したとは思えないが・・・

ネットで見つけた「助かり方」で面白かったのが
「髪の毛を使い糸を作り、先に重りを付けて投げてポールにくぐらせ戻す。その後水着のロープを縛って引っ張る」
これはかなり確実そう。
「死体の腸を取り出し……」
をぉ、大胆。

まぁ、冷静な人が一人いれば絶対助かりそうだが、全員パニックでオロオロってのが見せ場なので、しょうがないか。
ぽち

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