順風ライフseason4

紅夢の順風ライフseason4のレビュー・感想・評価

紅夢(1991年製作の映画)
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父親が亡くなったため大学を辞め第四夫人として嫁ぐことになった19歳コン・リーの1年。3人の夫人(老いた正妻はノーカン)の中から今夜訪れる院に明かりが灯される。紅い提灯。あの足裏たたきはどんだけ気持ちいいんだ。自らの待遇のために旦那さまの取り合いになるわけだけど、旦那さまの顔は徹底的に映されない。世間知らずで純情な女の子が現実を知る悲劇ではなく、コン・リーは教養もあるし小間使いの女の子もいじめる。第三夫人のしたたかさも第二夫人の底意地の悪さもかなり良かった。寵愛を受ける象徴の紅、罰の黒、そして雪の白。ラストはやや蛇足。