紅夢の作品情報・感想・評価

紅夢1991年製作の映画)

大紅灯篭高高掛

製作国:

上映時間:125分

4.0

「紅夢」に投稿された感想・評価

大好きな中国映画の一つ。
閉鎖的な空間で精神崩壊していく主人公の描き方が素晴らしい!
劇中を彩る紅い提灯の美しい事…

私の大好きな精神崩壊シリーズ。
デジタルリマスターでDVD化するべきだ!
みどり

みどりの感想・評価

3.9
同じ場所でゆっくり流れる時間を、こんなに綺麗に撮れることに感動した。
人間関係の変化に、何度も息をのんだ
sonozy

sonozyの感想・評価

4.0
こちらも『メットガラ ドレスをまとった美術館』で、西欧のデザイナーに影響を与えた作品として紹介されていたので引き続き。
1987年ヴェネチア映画祭銀獅子賞他を受賞した、チャン・イーモウ監督作。
舞台は1920年代の中国。主人公スンリェン(コン・リー)は父に先立たれ貧しい生活をグチる義母から抜け出すため、19歳の春に富豪・陳家に第四夫人として嫁ぐことになる。
屋敷には4人の夫人(大奥・二奥・三奥・四奥)それぞれの部屋があり担当の下女が付く。
毎晩いずれかの部屋の前に赤い灯篭が点されると、そこに旦那様が泊まるという仕組みで、4夫人はそれぞれ旦那様を引き入れるべく陥れ/計略合戦となっていく。
大奥は自ら"骨董品"という年季の入ったお方、二奥はいい人風に見えるが実は・・、三奥は京劇役者で歌が上手く当初意地悪・・、さらに四奥の下女は旦那様にこっそり可愛がられている・・・
閉鎖され逃げ場がない一夫多妻の世界で、夫人達/スンリェン(コン・リー)はどうなっていくのか。。。
「紅」色が印象的な、こちらもチャン・イーモウ監督の名作でした。
コン・リーはチャン・ツィイーに比べるとしたたかさを感じる女優さんですね。
(某Tubeで発見)
Butomoo

Butomooの感想・評価

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チャン・イーモウが撮る作品、観た作品全部が私の好みですね。約30年前の作品なので映像も古いかと思いきやたても綺麗。もちろん画質のことではなく、撮るものの色合いや配置が絶妙。絵になりますね。
ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞作品
人間ドラマに関しては言わずもがな
対称構図が美しいだけあって水平があってなかったとこが少しあったのが惜しい
男に媚びないとやっていけない、妬み僻みによって女が狂って行く感じ。ただ、中国の赤のインパクトが強く、それに対して雪の白さが幻想的。
てよ

てよの感想・評価

5.0
排除されたものの亡霊
信号機の如く提灯≒父権の意思表示により、全体が決定される邸宅。この邸宅はまるで牢獄を象徴するかのように灰色一色で出来ている。この作品においての見所は何より主人公が語るような「犬猫か何かのように扱われる女」は「表面上」存在しない事だろう。家法の逸脱と遵守を行き来しながら、夫人達は(主人公の召使も含めるべきだろう)権力争いを行う。主人公の名言がなければ昼ドラのような愛憎劇にも見えかねない。提灯、足打ちの褒美に可視聴化される家法の美徳に主人公もまた魅了される。眼前のゲームに乗りつつもゲームそのものへの抵抗を見せる。それらが故に主人公の行動は単なる権力への抵抗者でもなく理解不能な悪手を打ち続ける狂人にも見える。そして実際に彼女は狂人と成り果てる。しかしながら彼女は何もなし得なかったというわけではない。殺されることもなく、タブーの存在となる彼女は屋上の小部屋の、家法の犠牲者、逸脱者達、排除されたものの亡霊として彷徨い歩くこととなる(これはエンドロールに象徴される)
メットガラで一瞬出てきてた真っ赤な場面が印象的で探し当てた
ほんまに女は子供(これも男の子)を産むマシーンっていう扱いが露骨かつ当たり前すぎてこんな閉鎖的な空間で一夫多妻故に競わされて、選別されて、出しぬいて…とかほんまに間違いなく気が狂う
こんな時代からここまで男女平等が実現できたんやと思ったらどえらい進歩やなあと…先人の方々に感謝や
赤提灯🏮はほんまに妖しくて美しい、チャイナの文化の持つ妖艶さはやはり素敵…
コン・リーはつくづく気の強そうな女性の役が似合うわね
あと裏地がモコモコになったファー付きチャイナドレスチョーかわいい
中国映画にハマった作品。

印象的な提灯の赤さをベースにして
貴族の邸宅の中でだけ季節が変わっていきます。
その閉鎖的な世界のドロドロした人間模様。


DVD化されていないのが残念ポイント。
一華

一華の感想・評価

4.0
狂った女性たちのお話。
お茶に流産させる薬を入れる、耳を切る、小間使いに呪わせる。