紅夢の作品情報・感想・評価

紅夢1991年製作の映画)

大红灯笼高高挂/大紅灯篭高高掛/Raise the Red Lantern

製作国:

上映時間:125分

4.1

「紅夢」に投稿された感想・評価

女性が物みたいに扱われている
悲しい時代の
貧乏でもない
大金持ちでもない
ある邸宅のなかのほんの数年のお話。


コンリー 映画の中で1番のお気に入り映画。

この映画をみてると
足がムズムズしてくる。
私も足をシャンシャントントンしてほしい。
XA12

XA12の感想・評価

4.3
コンリーはアジアでは右に出る者がいない大女優ですね。
静かな狂気に蝕まれる演出がチャンイーモウの映像美と相まって良いなぁ。
まあ、他の人も言ってるけど主人公は嫁ぐ理由が仕方なかったにせよ、元からちょっとおかしいと思う。
ホウシャオシェンが製作総指揮らしいがどこにどの風に絡んでたか気になる。
Thoth

Thothの感想・評価

4.0
こんなにも閉鎖的な空間で人間らしく生きられるものか!

映像は単調だが繰り返し出てくる提灯や塔、食事のシーンが印象深く物語を支えている。

原作未読のため一瞬出てきた息子との恋愛話に発展するかと思いきやラストまでどろどろといや〜な雰囲気満載。せっかくの誕生日なのに言うまで祝ってもらえない主人公、かわいそすぎる。

全てが悲しく、復讐の鬼となってしまった主人公にどこかに救いはないのかと終始思ってしまった。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.2
【紅の人形の哀しみ】
「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のチャン・イーモウ映画『紅夢』を観ました。これが大変美しい作品でありました。

左右対象のお屋敷に一人の女が入っていく。頌蓮(コン・リー)は、陳佐千の第四夫人としてここに住むことになったのだ。彼女を歓待するように赤提灯が掲げられている。召使の足マッサージを受けると主人との接待が始まるのだ。主人は毎晩のように夫人を見定め、寝る対象に赤提灯を掲げる儀式を行う。ここでは女は人形のように扱われる。故に、頌蓮が先輩のところへ挨拶に伺うと、「あんた学校出ているんだって、かわいそうに」と哀れみの目が向けられるのだ。

本作は、主人を盛り上げるための存在として消費されてしまう者の孤独を空間造形で表象している。この手数の多さにインスピレーションが掻き立てられる。例えば、紅の布に覆われた寝室を遠くから撮る。カットが切り替わると、彼女が布から出て、寂しそうにしている。この美しくも切ない空間作りが映画の基礎となっている。

また、本作で素晴らしいのは中盤にある。笛の音に導かれて彼女がお屋敷を歩くと、廊下に美男子がいる。恍惚とした光に満ちた空間で恋の予感をさせるが、二人は、廊下の別々の方向から退出する。カットが二人を互いに撮るのだが、彼女は廊下の入り口を縁のようにして肖像画として捉える。一方で、出口側にいる男は、退出時の足しか見えない。交わることのない愛を象徴している。そこにさらに廊下を遠くから見つめるショットを捉え、見つめる彼女と、去っていく男の構図が描かれる。ここまで丁寧に恋愛の予感を崩すシーンを紡ぐとはかなり残酷である。

美しくも残酷なチャン・イーモウの絵巻。これはデジタルリストア版を劇場上映してほしいなと思う。
mare

mareの感想・評価

4.0
4人の夫人の思惑が錯綜する愛憎劇であり、左右対称の画面の構図、さまざまな色彩が表情を見せるこだわり抜かれた映像美映画でもある。赤い提灯、夜明けのブルーアワー、夕暮れ時のオレンジ、白い一面の雪景色、夏秋冬とトーンがそれぞれの場面に強度を与えていて絵画のような気品すら纏っている。そんな画面とは対照的に女同士の心理的な狂気がじわじわと広がっていく。次に何が起こるか、どの夫人がどんな行動を起こすか、些細なことで入れ替わっていく状況に釘付けになってしまう。表面的な敵意よりも善人のフリをした悪意がいかに怖いかということを思い知る。富豪の主人は水面下でどんなことが起きているかを知る由もない。常に誰とでも平穏な関係を築くことは決してできないのだと、人間模様の縮図のようであり、誰かを陥れるためのシンプルな悪意が渦巻く傑作。
c5

c5の感想・評価

3.9
◯チャン・イーモウ監督、ホウ・シャオシェン製作総指揮。

◯ド頭のコン・リーの落涙に持っていかれる。これから起こる様々な不幸の予感に他ならない。

◯第四夫人として迎えられた家での女の争いを描く。表面上はとても綺麗で、でもちょっと裏を覗くと血が見えてといった具合に新入りである「四妹」に辛く当たる。

◯過酷な生活の中、一筋の光を見出した矢先、彼女に待ち受ける運命の残酷さと真理とは。
harema25

harema25の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

蒼い夜の帳が下りてきて…
灯る紅い提灯の明かり…

パリッと張り詰めた…
澄んだ空気…

長崎ランタンフェスティバルの度に

幻想的で
夢のように美しい
色彩のコントラストと…
コン・リーの勝気な顔を
思い出す…

足裏マッサージの音と…
高らかに発表される今晩の勝者の名前…

ずーっと前に観たのに…
忘れられない映像と音…

チャン・イーモウ監督。
中国の巨匠。
『初恋の来た道』
チャン・ツィイー…
かわいかったな…
p

pの感想・評価

3.8
かつての女性の抑圧や閉塞感、だからこそ鋭く顕現する女性としての本能や存在意義。それを真っ赤なランタンが克明に映し出す。
見た目には静かで淡々、でも業火のような激しい情念の交錯。意地やプライドなんて軽いものではない。ランタンには自分の全存在がかかっている。

むき出しの人間。初鑑賞時はあまりの衝撃に、映像から来る世界観に、ただ圧倒され、かつての女性たちの無念さに思いを馳せた。
でも数年後、自分自身の状況も変わった今改めて見てみると、この世界が、まるで今の世界のように見えた。
あの家が「会社」みたいに思えて。
しきたり、規則、人間関係。表には社会貢献とか言うけれど、存続のための嘘やごまかし、従業員の負担過多、従業員同士のなすり合い、保身。会社と社員の共依存。
お金が貰えるし、評価されれば気分がいいかもしれないけど。人は人を肩書きで見てしまうものだけど。仕事ができる、そこに属している、だから何だというんだろう。
そこに依存せず、自分の生き方を手に入れるには、どうしたらいいんだろう。
考えてもわからないし、できる気もなんだかせず、いろんな気力が失われてくる。

「歌で自分を騙す」が印象的。
手立てがない場合、人生、いかに気を紛らわせるか。
陰鬱な気分にとらわれたら終わり、夢を見るしかなくなってしまう。
phoenix

phoenixの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

シンメトリックな配置が好きな自分としてはたまらなかった。ストーリーに大きな意外性はなかったけれど、愛情に対する上を主人公からも、その使用人からも感じた。後悪事が露見した後の第二夫人の表情の変化が良かった。

季節ごとの描き方が『春夏秋冬そして春』っぽいかも
qwerty6

qwerty6の感想・評価

4.6
根据蘇童的小说《妻妾成群》(1990)
红三部作
红高粱(1987)
大红灯笼高高挂(紅夢)(1991)
摇啊摇! 摇到外婆桥(1995)
“人就是鬼也就是人.”
在1920年代
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