すあまさえ

エイリアン2のすあまさえのレビュー・感想・評価

エイリアン2(1986年製作の映画)
4.4

リドリー・スコットからジェームズ・キャメロンに監督は変わり、前作の設定を充分に活かしながらファンも納得の続編。凄いよね。

エイリアンはきっちり怖いし、バークはめちゃくちゃ嫌な奴だし、ジェニットは仲間想いで強くてかっこいい。

何というか、地下で初めて隊員エイリアンが闘うじゃないですか、その時にリプリーはその様子を画面で見ながら泣くんだよね。リプリーは前回の事があるから怖くて、またそれを目にして絶望してる。あのシーンがリアルだなぁと思った。

繰り返したくない。だから戦うのかな。

ニュートとリプリーは出会った時からエイリアンの恐ろしさを身をもって知ってる。
大切な人も失くしてる。
だからこそ強い絆で結ばれる。ね。

エイリアンって何才くらいまで生きるんでしょうね。
あの母エイリアンはどうやって生まれたんでしょう。

最後にリプリーとニュートがエイリアンと対峙するじゃないですか。
屈しない2人の目がいいよね。

卵を産んでるシーン、どんな膣してんだって思いましたよね。

エイリアンも人間も、母親は強い。
子どもを想う気持ちは恐ろしく強い。
だから物凄く怖い。

エイリアンにニュートをさらわれた時のリプリーもエイリアンに対する憎しみが凄まじかったし、卵を焼かれた時の母エイリアンは怒り狂ってた。

どっちも諦めて無かった。
全身全霊だった。

どっちが勝ってもおかしくないと思ったんだけど、勝因は何だろう。わからない。


ここからは制作の話。
エイリアンって、全部で6体なんですね。
そんで中に人間が入ってるのね。
んでもってトカゲとかがモデルで、
ギーガーの絵を参考にしてるんだね。

知らない事ばかりだ。

ただ、エイリアンは銃とか炎でちゃんと負傷するじゃないですか、死んでくれるし。
それはやっぱり人間に寄生してるからなんでしょうかね。

最近の奴って死なないじゃない、そう簡単に。ここが原点だからなのかな。

面白かった。
ターミネーターシリーズが終わったので、エイリアンシリーズだね。
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