ちびたこ

サンタ・サングレ/聖なる血のちびたこのレビュー・感想・評価

4.2
ホドロフスキー映画でまさかこんなに泣くとは…。
商業映画を意識したとの事で、確かにドギツさは薄れてたし、自己主張も弱めだったけど、それでも一貫して伝えたい事はちゃんと詰まってる映画だった。
人が生きていく上での問題や障害は親族との関わりだったりの過去にあり、人の奥底を癒すには何が必要なのかを描く優しい映画。
心の傷を負いながら普通の生活をしている状態よりも、傷から解放されたけども困難な生活が待ち受けている状態の方が晴れやかな顔をしているフェニックスに涙腺が崩壊。
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