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虹の世界のサトコのmhのレビュー・感想・評価

虹の世界のサトコ(1952年製作の映画)
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戦争映画ではなかったけどレアそうなタイトルだったので視聴したソ連製ファンタジー映画。
民話をもとにしたオペラをもとにしているとのこと。
サドコ(イケオジ)が(共産主義的な)幸せを見つけるまでのお話。
幸せの鳥(偽物)がトラウマ級。このキャラデザは間違いなく諸星大二郎。眠らせるという特殊能力も目的不明で怖い。
チェスのプロットもあった。共産主義国の国民がチェス好きなのってなんかあるのかね。
本物のクマと取っ組み合いしたり、半端じゃないエキストラの数と、大掛かりなセットがモスフィルムのポテンシャルの高さをうかがわせる。
ランタイムも短いし、特に愛着の湧くキャラもいないしで、ほんと民話を読むときと同じテンションで消化してしまった。
にたような感じでイリヤムウロメツの映画もあるようだけど、これはTSUTAYAにも図書館にもないみたいでお手上げだ。定価で買ってまで見ようとは思わないのだった。
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