ミミック

小人の饗宴のミミックのレビュー・感想・評価

小人の饗宴(1970年製作の映画)
3.7
仲間を捕らえられた施設の衆人等がクーデターを起こして暴徒化していくー。

器物損壊や動物虐待などなかなかアンモラルな様相を呈しているが、小人だらけ(あと視覚障害者)の生活はどことなくファンシーで、世界観的に段々とミニオンズとかちいかわを見てる気分になってくる。

怪我しないかハラハラする場面も多々あるが、笑い声にまみれた乱暴具合は薄気味悪さと爽快さが同居する。

弱き者が更に弱き者に、暴力の矛先が向く構図。

特に何をするでなくずっと笑ってるイジられ役の男性の存在感が際立つ。
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