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ローマ帝国の滅亡のKのレビュー・感想・評価

ローマ帝国の滅亡(1964年製作の映画)
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タイトルがタイトルだから遠景だけで3時間描かれたらキツいなと思ったけど、3人の人間メインで描いてくれたから良かった

3時間あるとコンモドゥス-ルッシラ-リヴィウスの三角関係を充分堪能できる

冒頭からコンモドゥスからリヴィウスへのLOVEがデカくてmy friend, my brotherを連呼するし「お前といると穏やかな気持ちになり 安心する 変わらんでくれ」「私は独り。頼れる者が──誰もいない。お前以外は」など重めの感情持ってる
でもかつて親友であっても政治思想が違ったら決裂するよね

「全て与えたのに まだ私に逆らうつもりか」
全部与えた(と思ってる)のに全部拒否られて笑うしかないコンモドゥスの演技してるクリストファープラマーすごい

I loved youまで言ってるし、腕交差させてボトルから酒飲んでる相手を見つめ合うシーンとか特にクィアリーディングできそう

ロムルスとレムス抜きのロムルスとレムスの像、どんな意味?


「嘘だ!」を連呼したり刀振り回して血縁者を斬ろうとするコンモドゥス、グラⅡのカラカラ帝と通ずるものがあるかも
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