ミシェル・ゴンドリー監督デビュー x チャーリー・カウフマン脚本 x スパイク・ジョーンズ製作っていうだけで楽しそう。この組み合わせに求めるものはちゃんとあった。
デビュー作からこれだけ豪華キャストなのはMVで築いた名声とスパイク・ジョーンズとの親交ゆえだろうね。
シュール、ブラック、失笑だらけの珍品だけどそれがいい。
奇想天外だけど意外と哲学的なのがまたいい。
親に厳しく育てられたトラウマを持つ男、多毛症に悩みついには猿だと思っちゃう女、猿に育てられ人間に捕まり研究対象にされた男。
みんな拗らせてるんだけど、その拗らせが突き抜けていてもはや個性になっている。
人間ってなんなんだろうね？とか思いつつ、リス・エヴァンスまた脱いでる…とか思いながらブッ飛びっぷりに笑ってしまう。
生きたいように生きればいいじゃん…みたいな話だが、毛むくじゃらのパトリシア・アークェットもなかなかのインパクトで、メチャクチャなんだがしっかりキレイに終わってなんだかんだで楽しい映画。
まあとにかくリス・エヴァンスが最高😂
