マグニートーが人類に対してなぜ敵意を抱くようになったのか、憎悪を募らせていくのかが描かれていて、切なくなりました。
人類と共存の道を探るプロフェッサーXと人類を敵視するマグニートーとの確執が決定的となり、それぞれの道を行くことになる最後の方は心が痛みました。
マグニートーがミュータントであるがゆえに過去に人類から受けた憎悪や差別を思うと、マグニートーの生き方を理解できるし、プロフェッサーXの考え方もわかり、ミュータントの苦悩がよく描かれていました。
映画はキューバ危機をひとつの舞台にしているのですが、キューバ危機回避の陰にミュータントたちの闘いがあったのには、ああそうだったのか!と感心しました。