KANA

美しき諍い女(いさかいめ)のKANAのレビュー・感想・評価

4.0
4時間どっぷり美術館に浸る感覚。映画の大部分を占めるデッサンのシーンは緊迫感があって見入ってしまった。ミシェル・ピコリとエマニュエル・べアールがまるでピカソとB.B.のようだった。そしてジェーン・バーキン演じる楚々としつつ芯の強いリズの存在感が大きい。妻としていろんな感情が渦巻いてしまうの、分かる気がするなぁ。芸術家の苦悩を疑似体験した感じもする。この映画自体がアートかも。
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