真剣なクリエーションの話。横柄な演出家のような指示を受け身で止めている間には現れなかったクリシェからの逸脱が、ヌードモデルが自由意志を発揮し始めた途端に現れだす。
コスモスとアンチコスモス。
アング…
美しき諍い女
2025.04.26
モデルの彼女が自己を抜け出すように、
見ている僕が身体から抜け出していく感覚があった不思議な映画。最近よく思うのだが、
僕たちは地球の一部であり、地球も同様に僕…
とにかく4時間は長すぎた。晩年の画家が未完の大作«美しき諍い女»を仕上げるために新たなヌードモデルを雇う話。もくもくとデッサンを進めるうちにモデルのほうに心理的な変化が生じて強い自我を発露するのがお…
>>続きを読む冒頭、的確な人物配置・動線と端正で丁寧なカット割りの連鎖でひたすら空間を接続していく映像が心地よい。とはいえ、早く本題に入ってほしいとは思うのだが、いざ創作が始まると、あまりの動きのなさ、ドラマ的…
>>続きを読むリヴェットはカメラを固定しないから信用できる。カメラ位置に人物が合わせられるのではなく、人物の動きにカメラがついていく。そこに被写体と撮影の静かながらも確かな息の呼応があり、その微細な変容に時間と空…
>>続きを読むペンと筆の音が会話より
大きく聞こえたのはわざとかな。。
その度にゾクッとした
エマニュエルべアールは
若く美しいが
ミシェルピコリと古城に
魅了される
ネタバレ?
最後にあの…
芸術想像の神秘という主題を、リヴェットおなじみの演劇の世界ら、絵画の世界へと移して、そのリアリズムの限界を極めている。4時間の映画のほぼ半分を費やして、画家とモデルがアトリエで行う仕事の模様を巨細に…
>>続きを読む4時間の映画だけど見てて飽きることは全くなかった
登場人物それぞれの心情が変化していく様が面白い
芸術 偏愛?
ジェーン・バーキンとエマニュエル・べアールが同じショットの中にいるのがドキッとし…