KANAさんの映画レビュー・感想・評価

KANA

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はなればなれに(1964年製作の映画)

3.8


ゴダールの遊び心が際立つ作品。
有名なシーンはちょこちょこ目にしてたものの、ちゃんと観たのは初めて。

正反対な男2人組と1人の女が英語学校で出会い、ひょんなことから犯罪に手を染めていく…

ベタベ
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.9


Filmarks始める前に一度観てるけど改めて鑑賞。

トム・フォードの美学が詰め込まれた彼の映画初監督作品。

不慮の事故で恋人に先立たれて以来、鬱々と過ごしてきた男がついに自殺しようと決めた日の
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ルディ/涙のウイニング・ラン(1993年製作の映画)

4.0


初見の胸熱な印象はずっと残っていて、久しぶりに観たくなり再鑑賞。

『ロード・オブ・ザ・リング』をちゃんと観てないので、私の中ではショーン・アスティンといえばなんといっても『グーニーズ 』のマイキー
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.7


ヒッチコックお得意の巻き込まれ型サスペンス。
観てると思い込んでたけど、どのシーンも1ミリも記憶がないからたぶん初鑑賞。

アメリカ人医師のベンは妻子を連れてモロッコを旅行中、バスでひょんなことから
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.8


人種差別を扱った映画は数あれど、そのテーマをこれほど直球でガツンと見せつけてくるものはなかなか…

時は1964年。ミシシッピー州で3人の公民権活動家が失踪する事件が起こる。
それを調査するためにベ
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ライムライト(1952年製作の映画)

4.0


久々に鑑賞。

チャップリンが老境に達した自らの心境を見事に投影したセンチメンタルな名作。
不遇の若きバレリーナを陰で献身的に支える老コメディアンの恋と悲哀を描く。

バレリーナを下心でなく真心で励
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.9


改めて恐るべし、クリストファー・ノーラン!
これも理系脳が効いてて面白かった。

憎しみ合う2人の対照的なマジシャンの心理・頭脳戦。
男同士のねちっこすぎる足の引っ張り合い。笑

スマートさこの上な
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0


ふぅ、ヘビー。
今さら初鑑賞だけど観てよかった。

製作されたのは20年以上前。
そして、ここのところ全米で大騒動になっている例の事件。
…改めて、アメリカの暗部は何も変わってないじゃないかと思わさ
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男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)

3.9


あの不朽の名作『男と女』が半世紀以上の時を経て、同クロード・ルルーシュ監督が同キャストを集めて実現させた続編!
(Ⅱはなかったことにされてる笑)

アヌーク・エーメ
ジャン=ルイ・トランティニャン
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死刑台のエレベーター(1957年製作の映画)

4.1


久々に観たい、レビューしたいなぁと思ってたところに放送されてラッキー♪

なんだかんだ、ルイ・マルといえばやっぱり断然このデビュー作!

周到に練り上げられた完全殺人が、エレベーターの電源停止という
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8


これは新感覚。
怖がらせるホラーではない。情感たっぷりのラブストーリーともちょっと違う。
とても観念的というかスピリチュアルな映画だった。

事故で死んだ夫(ケイシー・アフレック)が遺体にかけられた
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.8


久々に観たくなって録画リストからチョイス。

前年の『ローマの休日』に続き、さらにオードリー・ヘップバーンの人気を高めた、ワイルダーによるお伽話のようなロマンティックコメディ。

堅物でビジネスがい
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

4.1


名作再鑑賞シリーズ

久しぶりに観たけど色褪せないなぁ。

ご存知、中世ヴェローナの恋人たちロミオとジュリエットが現代NYに見事に蘇ったブロードウェイの大ヒットミュージカルの革新的映画化。
舞台演出
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めまい(1958年製作の映画)

3.8


久しぶりのヒッチコック。
これ観てるはずだけどすっかり忘れてて再鑑賞。

ヒッチコックの女優使いのセンスが冴え渡った極上サスペンス。
彼の作品の中でもかなりロマンス度が高め?
というか、危うい性的倒
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中国女(1967年製作の映画)

3.7


学生の時ゴダールにハマった流れで訳もわからず観て以来の再鑑賞。
やっぱりアンヌ・ヴィアゼムスキーといえばコレなので、無性〜にまた観たくなり。

五月革命前夜、1967年のパリ。
ソルボンヌ大学の学生
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.0


子供の頃テレビ放送だったか、父と母がこの映画で盛り上がってたのをよく覚えてる。
そして私も今になってようやくちゃんと観た。

ジェフ&ボー・ブリッジス兄弟がjazzなら、
ジョン・ベルーシ&ダン・エ
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独裁者(1940年製作の映画)

4.0


反ナチ映画の金字塔であり、チャップリン初の完全トーキー。
ラスト以外の記憶が薄れてたので再鑑賞。
独裁者ヒトラーを徹底的にからかった本作の製作は、ナチス政権の最盛期である1940年!
まさに命がけで
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.6


先日『アマデウス』ともども買ってあったBlu-rayで久々に鑑賞。

我が家の吹き抜けリビングの高い壁にはゴダールとアニエス・ベーがコラボした特大ポスターをフレーム入りで飾ってある。
そのゴダール作
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カジノ(1995年製作の映画)

3.8


一度観てるけどすっかり記憶がw
Netflixに来てくれたので久しぶりに。

安定のスコセッシ×デ・ニーロ×ジョー・ペシによるマフィアもの。
面白くないわけがない!

1970年代、まだマフィアの金
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.1


ずっと観たかった映画をやっと。

エミール・クストリッツァ監督が、祖国である旧ユーゴスラビアの混乱渦巻く50年の歴史を、奔放な想像力とパワフルな映像美で描写。

まさかこんなにぶっ飛んだ作品だとは!
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イメージの本(2018年製作の映画)

3.5


これはゴダールだからこそ許される作りなのではないか?
許されるどころかカンヌでは「スペシャル・パルムドール」を受賞してる。
正統の「パルムドール」じゃないところがミソ。

人類が残してきた映画、記録
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0


イーストウッド作品だからとりあえず観ておこうくらいの気持ちだったのに、予想以上にのめり込んで観てしまった。

英雄から容疑者へ…
1996年アトランタオリンピック会場爆破テロ事件の容疑者に吊し上げら
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8


ナチスドイツを描いてるのになんとポップでキュートな世界観!
ヴィヴィッドな色使いやシンメトリーを意識した構図など画面のデザインがもろウェス・アンダーソンっぽい。
いきなりビートルズから始まりボウイで
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

3.7


名ギタリストであり作曲家のライ・クーダーがキューバ音楽の大ベテラン達と組んでプロデュースし、世界中でヒットしたアルバム『Buena Vista Social Club』。
本作は『パリ、テキサス』で
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8


長らくNetflixのマイリストに入ってて、遅ればせながらやっと。

これは映画というよりまず実話である出来事そのものに驚き、感動してしまう。

序盤に描かれる、サルーとお母さん、お兄ちゃん、妹の、
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深夜の告白(1944年製作の映画)

4.0


大尊敬する職人肌監督、ビリー・ワイルダーによる初期の傑作サスペンス。

いや〜面白い!!
元となった小説があるものの、ワイルダーとレイモンド・チャンドラーによる脚本が無駄なく粋で、とにかく秀逸。
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真実(2019年製作の映画)

3.7


カトリーヌ・ドヌーヴ
ジュリエット・ビノシュ
イーサン・ホーク
リュディヴィーヌ・サニエ

こんな豪華キャストを集めてフランス映画まで撮ってしまった是枝監督、スゴーイ!
ミーハー魂がまずそこに感心す
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逢びき(1945年製作の映画)

3.8


互いに幸せな家庭を持つ人妻ローラと医師アレックが、罪の意識に怯えながらも不器用な逢瀬を重ねていく…
いわば不倫ものの原点。
なんだけど、観賞後は"不倫"という汚れた感触の言葉は使いたくなくなるほど二
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

5.0


名作再鑑賞シリーズ

この映画との出会いは高校の音楽の授業で部分的に見せられた時。
幼少から習っていたエレクトーンではポピュラーミュージックを弾くことがほとんどで、クラシックにはあまり興味が湧かなか
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落下の王国(2006年製作の映画)

3.6


圧巻の映像美。
『アラビアのロレンス』の世界観にファンタジーのテイストを加えたヴィジュアルに吸い込まれる!

事故で足を大怪我し失恋までして凹んでるスタントマンが、腕の骨折で同じ病院に入院中の少女に
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小さな泥棒(1988年製作の映画)

4.2


昔からシャルロット・ゲンズブールが大好き!
SゲンズブールとJバーキンの子というだけでアブノーマルな匂いが漂うけれど、それを差し引いても唯一無二のロリータだと思う。
おこがましくも、ティーンの頃の彼
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0


「両親を訴えます。僕を産んだ罪で」

…弱冠12才の少年が法廷にて。
こんなショッキングなオープニングがあるだろうか?

不法移民が集まるレバノンの貧困地区の過酷な日常を、実際に同様の境遇にある当事
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.8


気になってたNetflixの"インタラクティブムービー"。

interactive…相互に作用する; 対話型の, 双方向の
つまり観ている人の操作(選択)によってストーリーが変わる映画。
視聴中に
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ドクトル・ジバゴ(1965年製作の映画)

3.8


名作再鑑賞シリーズ

母が好きな作品。
昔一度観たきりで、細かいところはすっかり忘れてたので改めて録画鑑賞。
(しっかりインターミッション挟みました笑)

壮大なスケールのドラマなら右に出るもののな
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恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989年製作の映画)

3.8


好きな映画。久々に浸りたくて鑑賞。

かつての人気を取り戻したい兄弟ピアニストデュオ、The Fabulous Baker Boysに美貌のヴォーカリストが加わり、jazzとともに織りなす恋と人生の
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

3.9


リオデジャネイロのスラム街のリアル。

いや〜凄まじい!
ギャングの洒脱なエンタメ作品として楽しめるの半分、恐ろしさに衝撃を受けるの半分。

ブラジルに点在する、「ファヴェーラ」と呼ばれるスラム街に
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