ジャック・ライアンシリーズ
▲世界は危うい均衡で保たれている。時系列はキャシー・マラー(ブリジット・モイナハン)と婚約する前。誰かがちょっかいを出せば簡単に綻びを見せる平和理念。常に情報を錯綜させ、やられたらやり返す。1973年にロストした爆弾を巡って暗躍していき、人間の疑心暗鬼が破滅へと転がっていく。
一介のCIA分析官(ベン・アフレック)がここまで介入できるのも滑稽すら越えてギャグではある。シリーズ至上一番のスケールでありながら爆弾の行方の描写のお粗末さや緊張感やラストまで畳み掛ける流れが事の重要さを表現出来ていない事が物語をチープにしてしまっている、業とかもしれないが…
20171203-22(149)