ネマツァデのノートを持ち帰ってきてしまったことに気付いた時のアハマッドの表情があまりにも良すぎました。あの一瞬で「これを彼に返さないと退学になってしまう、どうしよう」って考えたのだろうなと感じるほど自然な表情だった。
アハマッド、巧みに多くを語るわけでもなく、彼はただただノートを返したい、それが表情と目だけで伝わってきてその真っ直ぐさに泣きそうになった。
皮肉ささえ感じるほどにここまで大人と子どもを対比した作品はあまりない気がする。
"ドア"が作品の鍵になってるのだろうけど、どういう意図なんだろう。