なんとも美しい映画だろうか。小学生のある日の翌日までを映画にしたものである。宿題をすることが家の手伝いをすることよりも大事だと厳しく注意する教師の下に通うある男の子は隣の席の友達の宿題をするためのノ…
>>続きを読む大人にきちんと取り合ってもらえない悲しさ、でも取り合われ過ぎても面倒だ。
ちょっと冒険した先、一気に街が立体的になってこちらも心細くなった。
本人も気づかないかもしれないけど、お花の勲章が残る落と…
本当に、なんて、なんて素晴らしいんだろう……
これだから映画は……
細やかな視点、おおらかさ、男の子と一緒に感じるフレーム外の気配。
言葉を扱うのがとっても難しかった8歳の頃の、あのもどかしさにド…
えんじ色のベスト、白い袖、青いジーンズの主人公が走り回る。土色の背景にとても合う。
お爺さんの語るしつけの話(自分のしつけられ方が理不尽であったと分かっているけど、大体同じやり方で後世にも伝えてい…
アッバス・キアロスタミ「ジグザグ道3部作」の第1作。友人(モハマッド=レザ・)ネマツァデを心配して彼のノートを返したくて仕方ないアハマッド少年。
身勝手な大人たちや不甲斐ない大人たちの作る現実…
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