この映画の目的はひとつ。
「友達の家に宿題を届けにいく」ということのみ。
理由は、友達がちゃんと宿題をやって来なかったら、先生に死ぬほど怒られた挙句退学させられるから。
「それだけ」なんだけど、友達の家がなっっっかなか見つからなくて、ハラハラ、ドキドキ、ヤキモキする〜。
その中で垣間見える、
主人公を取り巻く環境が
わりと酷くて悲しかった。
・勉学のために整ってない環境
(とにかく子どもをこき使う)
・話が長く、頭が固く、
子どもの話を一切聞かない大人達。
(おじいさんの友達?は優しい人っぽかったけど、すぐ退場するし)
主人公は優しい性格だけど、
それだけに、この環境で性格がねじ曲がっていきそうな未来が見えてつらくなった。
ほっこり系かと思ってたけど、結構つかれてしまったな。
嫌〜な悪夢にありそうな、微妙な気分になる映画だった。