かの有名なキアロスタミの代表作!!
なんかちっちゃい頃って自分が知ってるとこよりもちょっとでも外に出ると急に不安になることとかありませんでしたか…?
帰れるかな…暗くなってきたな…お腹すいたな…みたいな。
でも、大人はみんな子供の時期を経ていて、全員がそれを知っているはずなのに遠くへ遠くへ行きたがる。遠くの丘の上から、海の向こうから、見知った町の柔らかい明るさを感じでみたいと囃し立てられる。
なんかこの作品を観ているとそういう忘れていたはずの感情を想起させられます。
そういう不安を台詞ではなく画面全体で表現しているのがこの作品。
間違いない傑作です!!🇮🇷