珍しいイランの映画。
同級生のノートを間違って持ち帰ってしまった主人公が、ノートを返すために住所もわからない彼の家を捜し歩く1日の物語。
ストーリーはほんとにたったこれだけなのに、
理不尽な大人達に翻弄される子どもたちや
様々な思想を語る大人たちのセリフや
貧しい国の中で流されるように日々を生きる人たち
そして、物語の中で全体に印象的に使われる「扉」に
ストレートには何も言ってこないけど
ほんのり伝わってくるメッセージに
なんだかものすごく感動してしまった・・・
もう一回観たら、新たな発見がありそうな物語。
良かった。