少しお兄ちゃん版〈はじめてのおつかい〉inイラン北部の小さな村。
素朴な一般人をキャスティング。
大掛かりな特効やBGMを排し、淡々と日常を切り取る。
『しょげないでよベイベー♪』などと言うはずもなし😅
小学生のアハマッド少年は、独裁的な変人教師のこだわりルールによって友人に向けられた『退学にするぞ』という言葉のため、住所も知らない友人にノートを届けようと、小さな冒険に出る⛰️🏃📒
小津安二郎信者を公言する巨匠アッバス・キアロスタミ監督による1993年の作品。85分🇮🇷
お国柄検閲の厳しい状況下、子供と大人の力関係、扉の材質などをメタ表現とした、体制批判を匂わせる。
教師や親といった、大人達の理不尽に翻弄される、子供の泣き顔や困惑した表情が印象的な作品でした😵💫
母『宿題しろ』
子『ハイ〜』
母『お湯とってきて』
子『ハイ〜』
母『宿題しろ』
子『ハイ〜』
母『赤ちゃんみて』
子『ハイ〜』
母『宿題しろ』
子『ハイ〜』
母『タライとって』
子『ハイ〜』
母『宿題しないとお仕置きだよ!』
僕『お前マジなんなん!?』🤨💢
ただし、アハマッド少年の優しさと健気な頑張りは、明日への一筋の光明でした🌷🥹✨