子供の頃は親だったり教師だったり
大人の言うことが全てだから、
なんとかしなきゃ、という
気持ちだけで走る姿がどこまでも純粋。
時代なのか文化なのか風習なのか
理不尽で身勝手なしつけに胸焼けしつつ、
よかった、殴られてない。
よかった、ご飯ちゃんとあった。
とホッとするシーンもあって、
多分愛がないわけではなくて
これがリアルな生活そのもののように思う。
ごめんねとかよりも先に
宿題やってあるからね、の一言だけなのが
すごく良くて、
ラストの小さなお花に
優しさと純粋さ全てが詰まっていて、
心がぎゅっとなった。
