チャンビ

天国はまだ遠くのチャンビのレビュー・感想・評価

天国はまだ遠く(2008年製作の映画)
5.0
ふとこの作品のレビューを書きたくなって書きました。
レビューというより自分の想い出を書き溜めたいだけだと思う。

この作品が公開されたのは自分が大学生だった頃。当時の私は京都にある大学の2回生。

大学1回生の頃バイト面接を落続けたわたしは友人の紹介で映画館のポップコーン売り場のバイトに応募。(この時点で通常は勝ち確定)
さらに当時のバイト先のマネージャーは「人足らんくて今バイトの募集かけてん。誰でもいいからバイト入れる子おらん?」と言っていたらしい。(勝ち確定ところか確変突入間違いなし)
だが私の面接後に私の友人に「〇〇君の紹介で面接した子採用しようか迷ってるんだけどどう?」と言われるような第一印象から疑われる人間であった。
そんな私が首の皮一枚ギリギリで採用をもぎ取ったバイト先でこの映画の公開を迎えた。

公開して間もない頃、バイトの先輩が「今度天国はまだ遠くの舞台挨拶でチュートリアルくるらしいよ」との噂が入った。
当時からチュートリアルの大ファンだった私はバイトの勤務表を無視して舞台挨拶当日に舞台挨拶の楽屋近くの資材倉庫に忍びチュートリアルが来るのを待ち構えた。
話し声が聞こえた瞬間何食わぬ顔で楽屋前を通り徳井さんと福田さんの姿を間近で見ることが出来き感激のあまり両手でお2人に手を振ったことを今でも昨日のことのように覚えている。(2人はキョトンとして無反応だった)

映画の内容は原作者の瀬尾まいこさんの小説のようなゆっくりと穏やかな空気の中その中で繰り広げられる人間模様を上手く表現されていると思います。

個人的には映画本編自体すごく素敵な作品ですがDVDの副音声のチュートリアルのお2人と加藤ローサさんが映画を見ながら話をさているのが何度見ても見飽きない。


日本人の得意とする「行間を読む」という想像が膨らむ作品だなと思います。


レビューを書いていたら久しぶりに見てみたくなりました。
今夜見ながらゆっくりしようかな。
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