ほんちゃん

トランスフォーマー/リベンジのほんちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的な映像技術。トランスフォーマー作品の1作目においても賞賛できるトランスフォームだったが、それをも超える変形シーンが多かった。特に、エジプトで出現した複数の重機が重なり合った"デバステーター"がザ・ツインズを吸い込んでいたシーンが印象的。変形シーンだけでも見応え充分であった。
内容の展開としては、残存したディセプティコンとの戦い。ディセプティコンに負けてしまったオプティマスプライムを復活させるため"エネルゴン"の起爆装置である"マトリクス"を探す。
海外では、フェミニズムの観点からミカエラの"露出"や"下ネタ"に言及されていたが違和感なかった。海外の映画で頻繁に見られる様な"ジョーク"として会話内に組み込まれている程度であった。この作品がファミリー層向けである事に対して上記の主旨が意見されていたが、海外での文化的な違い捉え方が異なるため個人的には、この程度なら"ジョーク"として"許されないのかな"と感じた。ただし、"人間型"のディセプティコンが出現したのは、受け入れ難かった。人間とオートボットの物語において、サムを"誘惑して利用"(中途半端に少しだけしか出演シーンが無かったことが理由なのか)するためだけに擬人化する必要があったのか疑問である。
ここまで壮大なディセプティコンとの戦いを繰り広げながらメガトロンが宇宙へ逃走することが残念であるが、今作にて復活をしたため次作への引き継ぎは、"逃れる"ことしか選択肢が無かったように思う。もう少し予期せぬ展開(新たなディセプティコンの使者が出現[誰にも止められないくらい強い]等)であれば評価が上がった。内容の展開は、次作に期待する。
ほんちゃん

ほんちゃん