OSHO

クール・ランニングのOSHOのレビュー・感想・評価

クール・ランニング(1993年製作の映画)
4.0
常夏のジャマイカが冬のオリンピックにボブスレーで出場!
ということで、1993年に映画化されたようですが、事実とはだかなり違うようです。
以下、事実とは関係なしに映画だけの感想。

・一度、オリンピックという夢が断たれた選手たち、不屈の精神で、もう一度、夢に挑戦する点
・自己啓発セミナーで言われそうな言葉の数々
・酒場での喧嘩のシーン
・ラスト、選手たちが誇らしげにボブスレーを運ぶシーン

どれもがアメリカ人がいかにも好きそうな映画。
アメリカ人だけでなく、私も嫌いじゃないし、最後は涙ぐんでしまった。

1988年ソウルオリンピック、100m走出場を決める一発勝負の100m走。
1人が転倒して、両隣も転倒。この時点で一度オリンピックへの夢が断たれた3人の選手。
短距離の強いジャマイカだから3人共100mを10秒を切るくらいのスピード。
その3人にジャマイカの手押し車のチャンピオンが加わり4人で、
ボブスレーで、数ヶ月後に行われる1988年のカルガリー冬季オリンピックをめざすことに!

4人共、もともと才能がある人だったのですね。それに舵をとるドライブ担当の男は一流大学を出ているし頭も良い。

それでも、ズブの素人だし、1988年当時の冬のスポーツは、黒人というだけでバカにされる…という映画。

なかなか良き映画でした。
1993年の映画、まだ見てない良い1990年代映画も、まだまだたくさんありそう。
OSHO

OSHO