アイザワマコト

竜馬暗殺のアイザワマコトのレビュー・感想・評価

竜馬暗殺(1974年製作の映画)
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題名からして結末はわかってので、その、龍馬に訪れるであろう「死」に向かう道程を一緒に歩かされるような体験。
全編にわたって増感現像したような湿っぽい画と死の雰囲気に満ちていて、鬱屈としてくるんだけど、そういう鬱屈とした閉塞感を熱量を込めて表現すること自体がこの作品のテーマっぽいので、作品としてはうまく出来てると思った。