竜馬暗殺の作品情報・感想・評価・動画配信

「竜馬暗殺」に投稿された感想・評価

koyamax

koyamaxの感想・評価

4.0
坂本竜馬の最後の3日間を描く。ということで、、

粒子が荒く、コントラストが強いモノクロ16ミリフィルムをブローアップした個人的には好きなタッチの画で、幕末当時の写真がそのまんま動いたかのような臨場感があります。

なんでもないシーンでもどことなくエロいです笑
実際やってることもエロいことはエロいんですが、役者同士の関係性にも特殊な「色気」というものを感じます。

原田芳雄、石橋蓮司、松田優作、桃井かおり、中川梨絵

出演者がみなギラついたオーラを放っています笑

画に関してはドキュメンタリーチックな雰囲気であり、実際に劇中交わされる「革命」についての迫力ある議論はアドリブなんだそうで、「竜馬の話」を通じて役者たちのリアルな想いと直接向き合うような生生しさを感じました。

竜馬(原田芳雄)を殺す気でいる中岡慎太郎(石橋蓮司)という関係ではありますが、なんだかんだとかまってくる感じの石橋蓮司がかわいいです。

そして顔を白塗りした原田、石橋、松田の変な三角関係も垣間見えて不思議な雰囲気があります笑

一方で殺陣に関しては松田優作ら演者の力もあいまってかなり豪快。
そしてその刀の刃音、激突音などはやたらと音が立っていてむしろドラマチックな演出でしたね。

撮影は田村正毅。
撮影助手で篠田昇(岩井俊二作品一連)とかも名を連ねています。

「幕末」や「歴史」「偉人」の物語という感じではなく、ヒッピー的な反体制のムードと「革命」を起こすという夢に囚われた青年たちの青春の断片を捉えた物語という趣きです。
9

9の感想・評価

-
モノクロだから一瞬身構えたけど予想より見やすくて面白かった〜
原田芳雄の快活で人懐こいのになんか色気のある龍馬が魅力的すぎてそら女も男も狂わせますわ…と思った
強いけど終始オドオドしてる20代半ばの松田優作がかわいい ええじゃないかの仮装で白粉に紅ひいてるのも意外と似合ってる
まんま原田芳雄😂見れば見るほどこの人は役を自分に寄せていくタイプの人なのだと認識。かっこいいなぁ。さらに石橋蓮司に松田優作だからもうお腹いっぱい。原田×石橋の添い寝?シーンかわいい(笑)
え

えの感想・評価

3.8
原田芳雄石橋蓮司松田優作の3ショットになにも言えなくなるが
遠い時代の人々を近くに感じられるようだった、絶妙な無骨さ
ペイン

ペインの感想・評価

4.0
なんだこの強烈なホモ臭とネットリ感、画力は。

原田芳雄、石橋蓮司、中川梨絵、松田優作、桃井かおりって…高カロリー過ぎて胃もたれが半端ない。

ただ内容は竜馬が死ぬ前の3日間をドキュメンタリータッチで描き、どこか牧歌的な雰囲気すら漂うほのぼのコメディ。
正直途中まではあまり分からなかったのだけれど、最後にのみ血が溢れ出す演出や、奇妙な女の笑い声など強烈な印象を残されました。
ATG(日本アートシアターギルド)というのがあるんだ、とこの映画で知った。

竜馬暗殺
監督:黒木和雄
出演;原田芳雄、石橋蓮司、桃井かおり、松田優作
スチール:浅井慎平
題字:野坂昭如

このクレジットをみだけで、こっちがやられてしまうわ。

偉人とされている人物の青春群像とエネルギーが、モノクロの画面の中に凝縮されているような映画だ。マカロニウェスタン風の旋律をガットギターで鳴らした音楽も効いている。

ラストの暗殺シーンは竜馬暗殺を撮ったどのドラマよりも迫力があるし、龍馬はやっぱり原田芳雄が一番だ。
よしお

よしおの感想・評価

3.4
原田芳雄、石橋蓮司、桃井かおり、松田優作。凄いオールスターだ。

ATG映画って今見てもあまり古臭く感じないし、この頃の邦画全体がギラギラしてる感じがしてとてもいい。
当時のローファイだったんだろうなあ。
それこそ20代にレンタルで、VHSで修行のように観たATG。懐かしい。当時はエキセントリックな表現に感化されたものだが、今見返すと色々時代ゆえの悲しさも読み取ってしまう。
色味がハイコンになって、つまり戦前のモノクロ風味。頑張って再現したのだと察する。
でもすでに45年前の作品。その“ローファイ”は残念ながらすべて古いものとして消化されてしまう。
学生運動を反映したかったろう趣旨も現在では今一つ響かない。
時代性をまとわせると、その作品自体が過去に置き去りにされてしまう。映画はもちろん世につれて当然いいのだが、後世の視聴者を想定できるかどうかも必要だな。作品がかわいそう。
とはいえ原田芳雄、石橋蓮司、松田優作の三人が同じスクリーンに“ええじゃないか”コスプレで並んでいる絵はやはり時代を超えて素晴らしい。今やこのシーンを味わう映画として価値があるんだ。

このレビューはネタバレを含みます

もみあげわっさぁ〜で男臭い無骨な原田竜馬。石橋蓮司演じる中岡慎太郎は線が細く、コミカルな実直さがどこかかわいい。

近江屋事件について淡々と史実に沿った話が展開されると思いきや、「坂本竜馬暗殺の黒幕は中岡慎太郎⁈」という超変化球説を軸とした、竜馬と中岡のフォーリンラブ作品でした。

竜馬と中岡の微妙かつ絶妙な関係性がこの作品の魅力。
二人は対照的な性格の持ち主。出生は似た境遇で数年来の同士。目指すところの方向性は同じだけど、着地点は異なる。
時には相手を本気で殺すことを考えている、ライバル関係なんて言葉では片付けられない最も信頼でき、最も油断ならない相手。

この関係性の既視感はなんだろう…







なぁんだ、悟空とベジータだ。
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