りょーこ

竜馬暗殺のりょーこのレビュー・感想・評価

竜馬暗殺(1974年製作の映画)
3.8
坂本龍馬が暗殺されるまでの3日間を、じっくりと描いたモノクロ時代劇

作中は"竜"馬で統一のよう。

ん~激渋(*´ω`*)

飄々としていて女好きでちょいとニヒルな原田芳雄版竜馬は、人間臭くてコミカルで、とても魅力的でした☆

ただ、土佐弁や京都弁が早口で聞き取れず…
字幕が欲しかった。



1867年11月13日。

坂本竜馬(原田芳雄)は京都の近江屋に身を隠す。

隣の家の甲高い笑い声のビッチ、幡とイチャイチャ。

そして、自分を暗殺しようとしている親友、中岡慎太郎(石橋蓮司)や、幡の弟でこちらも暗殺者の右太(松田優作)と、女装して外へ。

各々の思いが交錯し、運命の日を迎える…



女装時間が意外と長い(笑)

タイトルでネタバレ、というか大抵の方はご存知であろう竜馬の暗殺。

それまでの日々を、ここまでじっくりグダグダと(良い意味でw)描いた作品は初めて観ました♪

大政奉還辺りや暗殺の瞬間はよくあるけれど、こんなにも日常な竜馬は珍しい?

あちこちから狙われている緊張感はありますが、それでも自分の思うように生きる竜馬と、彼を慕う人々の様子にほのぼの~

司馬遼太郎を改めて読み返したくなりました♪
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