GaPTooth

ダコタ荒原のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

ダコタ荒原(1945年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ウェイン&ラルストンが駆け落ちする男女(新婚ホヤホヤ)をチャーミングに演じている。実に微笑ましい。
バウンス船長役のウォルター・ブレナンが笑わせてくれる(笑)

1870年。西部開拓時代。
南北戦争を経て国の再建が進む中、大陸横断鉄道が走りカリフォルニアに到達しようとしていた。
が、南西部のダコタ準州やワイオミング準州はまだまだ無法の地だった。

シルクハットにスーツ姿でジョン・デブリン(ジョン・ウェイン)登場!
鉄道会社の社長令嬢サンドラ穣と駆け落ち🏇=💨

ジョン・デブリンはカリフォルニアへ行くと言い、サンドラはダコタへ行きたいと言う。セントポール行きの鉄道に乗る2人。

いよいよ船旅。ファーゴに保安官事務所を作る話を横目に聞きながら、北へ向かうリバーバード号に乗船しようとする2人。

何者かに撃たれたストウは「土地はベンダーには消して売るな」という遺言を妻に遺してご臨終。
土地とは、1万エーカー以上あるボザンナ農場のこと。

ストウ夫人にご主人の訃報と遺言を伝えに行くと、なんと!ストウ家は火事で全焼していたからビックリ。買収に応じないために放火されたらしい。ストウ夫人は火傷を負い残念な状態(*T^T)

どうやら鉄道会社の社長令嬢がダコタに向かっているのは下見じゃないかな?ストウ夫人の土地にも鉄道が走るからじゃないんかな?と思い込んだ悪者ベンダーがストウ夫人ら小麦農家の土地を安く買い叩き政府に高値で売って儲けようと企んでいるらしい。

ベンダーは、小麦が豊作なら利益を取り上げ、小麦が不作なら土地を取り上げるつもりなのは一目瞭然。

そうしてベンダーとコリンズの口先三寸で小麦農家の人々を騙して土地を合法的に取り上げる算段が整っていく。
さらに不味いことにコリンズが保安官になり、ベンダーには逆らえない状況も整う。

ベンダーは「政府がファーゴを鉄道用地と認めたらしい」と話すが、ジョンは「グランドフォークスに変更になった」と嘘をつく。

小麦農家との契約は無駄だったと思わせることに成功。
ベンダーは[前金で2万ドル。鉄道が通ったら8万ドル。]で小麦農家たちとの契約をジョンに売却することにする契約を交わす。

ジョンは収穫期まで契約書を保持するために、サンドラと共にファーゴを離れてベンダーから身を隠すことにする....が!サンドラの父親の代理で鉄道用地買収に来たゲーリーと偶然に再会。運悪くベンダーも居合わせたからジョージの嘘がバレちゃった。

怒涛のクライマックスは燃え盛る小麦畑や家屋を背景に銃撃戦の嵐( ノ^ω^)ノ
4頭立ての馬車によるチェイスで派手に転がる馬車( ノ^ω^)ノ

どさくさに紛れてコリンズがベンダーを射殺💥=🔫

ジョンの活躍でダコタには平和が戻り、鉄道用地としての買収で潤い、サンドラの2万ドルも返ってきた。
さあ!今度こそカリフォルニアへ行くぞ!とはりきるジョンだったが...

ラストのジョン・ウェインの表情は秀逸(笑)
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