再鑑賞。家族にスパイであることを隠している男が、妻の浮気を目撃したり、娘を人質に取られたりする話。
この映画のシュワちゃんは仕事男で、自分は家族のことは蔑ろにするけど妻に浮気されたら公私混同する自分勝手な男だから全然好きじゃない。
でもこの映画のジェイミー・リー・カーティスは、誰かに大切にされたいと切に願う気持ちがあって、浮気がバレてからも不器用ながらに奮闘するので、その姿がすごく可愛らしくて感情移入できるから好き。
また中盤の涙を流して「彼を愛してます」と宣言するシーンは純粋に綺麗で美しくて最高だし、本編の中で「メガネで冴えない寂しい女性」「エロティックで妖艶な女性」「戦う女性」「気が強くゴージャスな女性」と様々な姿に変貌しているのからすごい。
なので後半からはほとんどジェイミー・リー・カーティスの見せ場の連続。ジェームズ・キャメロンは型に囚われない強くて自由な女性を描くのが本当に上手い。
ただまあ自分はアクション映画があんまり好きじゃないから、無駄に銃を乱射したり、無駄に爆発させまくったり、無駄にジェット機とか出てきたりして、お金かけてますよアピールする感じはすごい苦手。
