JTKの映画メモ

とまどいのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

とまどい(1995年製作の映画)
3.9
クロード・ソーテ監督の遺作だそうな。
少し前にロミー・シュナイダーの「夕なぎ」を観たが、クセのない実直な絵作りをしてて、内容はフランス映画らしい大人な感じ。

今作も老いらくの恋の話。
地味だけどとても良かった。

みなさんよく喋るが、心の機微=微妙な顔の表情も巧く演出してて、まさに大人の映画。

老人の嫁も雰囲気察して、すぐに行かんでもいい世界旅行行くことになるし。
露骨に嫉妬するほど若くないわけだ。
面白かった。

ともかくだ。
まだ若いエマニュエル・べアールがめちゃめちゃ可愛い。
ほりゃあんなのが部屋におったら恋に落ちるわ。

そうそう。超大好きな映画「ロストチルドレン」の赤い服着た女の子がチョイ役で出とったわ。