このレビューはネタバレを含みます
長い、、、
古い映画によくあるような気がするが複数のテーマを入れ、丁寧というかダラダラ描いていた。
ジャンレン演じる友人のエンゾーがキャラクターとして良く、出演シーンどれも楽しかった。悪いところがあるとすれば、自分の死を確信して海に沈めて欲しいと頼むシーンは「助かるんじゃね?」と思わずにはいられなかった。
最後のシーンで海に潜る(陸での穏やかな生活よりも海を選ぶ)シーンは良かったが、ジョアンナが言う“go and see my love“の訳を「私の愛を見てきて」と言ってたのは誤訳じゃないかと思う。(ジョアンナは海好きではなかったし、むしろジャックが自分を捨ててまで選んだ海を憎く思ってるはず)おそらく、”my love”とは呼びかけの言葉で恋人であるジャックを指していると思う。
最後に海に潜ってばっかで真面目な未来についての話を聞かないジャックに対して怒ったジョアンナの演技がとてもよくて、一番好きなシーン。