このレビューはネタバレを含みます
黒人へ反省を促す映画
人種差別反対を謳った映画は数あれど、被差別者として表現されがちな黒人を批判的に描いた映画は見たことがなかった。結構新鮮。
差別反対と私たちが拳を上げる時、そこには正義に託けた悪意が宿る。
韓国人が必死に「I'm black」って言ってるシーンとキング牧師とマルコムXの写真が飾られるシーンは一生忘れないと思う。
<感想>
俳優が何気にめちゃくちゃ豪華
・もちろんサミュエル・L・ジャクソン
・『バッドボーイズ』シリーズのマーティン・ローレンス
・『ビッグリボウスキ』のジョン・タトゥーロ
・『スパイダーマン』シリーズのビル・ナン
・『ブレイキングバッド』のジャン・カルロエスポジート
etc…
なんかみんな普段と違うキャラで面白かった。
第四の壁を破るようなギャグパートが面白くて、登場人物たちの魅力がダイレクトに伝わってきた。それだけに最後の結末が本当に悲しい。