老ボクサートレーナーのフランキーの元へプロボクサーになりたいという女性マギーが現れる。初めは断り、邪険に扱っていたフランキーだが次第にマギーの熱意にあてられて指導を行い、連戦連勝を繰り返すが…というお話。
漫画『はじめの一歩』を今年に入ってから読み進めていて、ボクシング🥊映画というだけで見てみた。
娘と音信不通で毎日ミサへ通うフランキーと貧困で家族愛も知らない女性マギーのサクセスストーリーかと思ったが、後半からは思いもよらぬ方向へ進んでいった。
フランキーとマギーが少しずつ心を通わせ、本当の親子のような絆が生まれKOを繰り返す中盤は、ここから駆け上がっていくのかとワクワクする気持ちになった。
しかしここまでのレビューで察すると思うけど、仕事の調子が良いからといって全てが良い方向に進むわけではないことをこの映画は教えてくれる。
物語終盤の主人公の判断は正しいのか、見終わった後何とも言えない感情になる。
早く起きたからといって朝イチで見る映画ではないことは確か💦