しらすごはん

ミリオンダラー・ベイビーのしらすごはんのレビュー・感想・評価

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)
4.0

クリント・イーストウッド監督・主演作品。

モーガン・フリーマンも期待通り良い味出してました。


老カットマンのフランキー(クリント・イーストウッド)は、スクラップ(モーガン・フリーマン)とともに小さいジムを経営していました。

女性で、かつ30歳過ぎでボクシングを始めたマギー(ヒラリー・スワンク)は、フランキーに相手にされません。

有望選手に去られて、フランキーはしぶしぶマギーをコーチするようになります。

すると、次第にマギーは才能を開花させていきます。

試合に勝ち続け、ついにタイトルマッチ戦を迎えますが…


女子ボクサーの栄光と挫折の物語は、一見ウェルメイドのようにもみえます。

しかしながら、生きる意味こそを問いかけてくる作品ということに気づきます。

マギーは31歳まで何をやっていたのか。

なぜボクシングというスポーツを選択し、始めたのか。

フランキーのコーチに執着したのか。

ボクシングにそれほど人生を賭けられたのか。

映画では直接は語られませんが、親や兄弟がマギーに示す態度から、推し量られるものもあります。

フランキーとマギーの最後の決断に深く共感する方も多いのではないでしょうか。
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