ゆず

花のあとのゆずのレビュー・感想・評価

花のあと(2009年製作の映画)
3.5
北川景子時代劇初挑戦初主演映画(10年前)

武家の娘として父から剣術を教え込まれたヒロイン・以登。袴に竹刀にポニーテールという姿にトキメキを覚えるのだけど、たぶん『るろうに剣心』を読んで育ったせいだよね…。あっ竹刀はもちろん木刀でも可。それから袴をセーラー服にして真剣持たせれば『BLOOD+』だよね…。ときめくよね…。
ほとんどのシーンは髪を結ってるんだけど、昔は稽古する度に結い直していたのだろうか?女性が剣術やるのは大変だね。まさかカツラをスポッじゃないよね…!?

でもじつは本作のイチバンの萌えポイントは北川景子さんではなく、甲本雅裕さんだけどね…!
もうとにかく甲本雅裕が良いヤツ…!自分の婚約者が今も想い続けている別の男の死の真相を、婚約者の代わりに調べてくれるんだよね…!打算なしで!
でも普段は…というかいつも基本的にだらしないんだよね…。以登は明らかに死んでしまった想い人一筋で、全然甲本との間で揺れ動いたりしないんですよ!ウケる!
でも、この婚約者なのかなんなのか分からないヘラヘラした甲本の存在が、以登の暗い感情を程よく中和していたのかもしれないな、なんてテキトーなことを言ってみました。

ちなみに想い人が切腹させられた理由って、今で言えば部長に送るべきメールを社長に送ってしまった…みたいな話で、そんなんで命を差し出さねばならない江戸時代って本当に天下泰平だったのか怪しいですね。
とにかくメールの宛先はダブルチェックしなければダメです…。マジで。
ゆず

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