ゆずさんの映画レビュー・感想・評価

ゆず

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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.5

ゴーストバスターズの孫世代がゴースト退治をするという正統な続編。主役を演じたマッケンナ・グレイスの眼鏡をかけても隠せない美少女っぷりよ…。家族をテーマに、シリーズのファンには堪らないサプライズもあって>>続きを読む

スターシップ・トゥルーパーズ2(2003年製作の映画)

4.5

人類と昆虫型エイリアンの戦いを描いた傑作スペース・オペラの続編だが、前作同様のスペクタクルを期待すると裏切られる。
本作は前哨基地で籠城する兵士たちが次々エイリアンに寄生されていくというホラー・サスペ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

リッチな映像とリッチな時間の使い方…!

でも物語自体はシンプルすぎて若干飽きてしまう。
上映時間の大半は主人公の葛藤に割かれる。南へ行き、人々を率いて革命を起こすのが彼の宿命なのに、本人はそれが嫌で
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

5.0

ダーレン・アロノフスキー監督の長編デビュー作。数字の法則に取り憑かれた男が、コンピューターが吐き出した216桁の数列を巡って混乱と狂気に囚われていく。

画面から湧き出る監督の若い活力。モノクロの世界
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エル・スール(1982年製作の映画)

4.5

ビクトル・エリセ長編第2作。「ミツバチのささやき」よりも分かりやすかった。何故なら主人公によるモノローグが要所で入るから。

少女の視点から父親の秘めた恋心を描いており、なんとも言えない哀愁の漂う映画
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.5

またバスター・ムーンが後先考えず突っ走る。しかも今度は仲間たちも半ば共犯者。世界が広がり、魅力的な仲間も増え、2作目の面白さで充分に楽しめる。しかし、どん底からの再起があった1作目と比べるとインパクト>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.0

イッヌたちを自在に操るドラァグクイーンの数奇な運命が明かされていく。

とにかくイッヌたちが大活躍。どうやってしつければあんなことやこんなことができるようになるのでしょうか。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

言いたいことを言い、やりたいことをやる、わきまえない女性ベラ。赤ん坊の無垢な脳味噌だからこそ、抑圧だらけの世界で彼女は規範から逸脱し自由奔放に生きることができるのかもしれない。ベラを取り巻く世界は相も>>続きを読む

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.5

母親と息子の愛憎の物語。
愛情と憎悪は表裏一体。

その残酷な真実にたどり着くまでの奇想天外摩訶不思議なボーの旅。絶対クスリのせいだって!

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

窓枠がハニカム模様になっており、父親は養蜂をやっている。まるで本作のために建てられたような家だった。

ビクトル・エリセの長編第1作。画面にFinと出た瞬間、「いやさっぱり分からん」と呟いてしまった。
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

5.0

80年代ウォール街の一流企業に勤めるエリートビジネスマンの虚飾にまみれた日常、心の渇きから猟奇的行為に及んでいく非日常を描いた風刺映画。クリスチャン・ベイルがサイコパスなエリートを怪演。イヤな男を見事>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

予知能力に覚醒した女性が3人の少女に迫る危機を回避するため奮闘するアクション・サスペンス。実はマーベルのヒーロー映画であり、スパイダーマンの世界を下敷きにしている。殺人者に追われる少女たちという構図は>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

声変わりに悩む中学生男子が、ヤクザのカラオケレッスンに付き合わされる羽目になるハートフルコメディ。反社の人ってこんな風に人の懐に入ってくるんだー怖ぇーってなりながら観た。
これはフィクションだ、登場す
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

5.0

映画公開に合わせて研磨と黒尾のフィギュアがクレーンゲームの景品として登場したんだけど、私が行くどこのゲーセンでもクロの方が売れ残ってました…。

でも映画観たらクロにも充分見せ場あるじゃないか…という
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レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

5.0

フィリピン映画。マルティカ・ラミレス・エスコバル監督の初長編監督作はとても挑戦的な逸品。
かつて映画人だった老婆レオノールは事故で頭を強打し、半覚醒状態(ヒプナゴジア)に陥ってしまう。レオノールが目覚
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.5

幸福の絶対量は決まっていて、人類は限られたパイを奪い合っている、という考えのもと作られた不条理ホラー。自分たちの幸福のために他人を犠牲にできるか…。そのことで古川琴音演じる主人公が烈しく葛藤する。テー>>続きを読む

ビルビー(2018年製作の映画)

3.5

有袋類ビルビーをキャラクター化したショートアニメ。過酷な砂漠でフワッフワの雛鳥と出会ったビルビーが奮闘する。

ビルビーははじめて聞く動物だった。オーストラリアの絶滅危惧種だそう。
金ローでは「ペット
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ペット(2016年製作の映画)

4.0

もふもふ系のふわふわ感がよく出ているアニメーション映画。ギジェットが一途で可愛い。あとウサギのスノーボールの吹き替えに中尾隆聖さんをキャスティングしたの大正解だよね。イルミネーションによる安定のファミ>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

4.0

ChatGPTにレビューを書いてもらいました。

↓↓↓↓↓↓↓

「スノーデン」は、2016年に公開され、オリバー・ストーンが監督を務めた作品です。この映画は、元NSA(アメリカ国家安全保障局)職員
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ほかげ(2023年製作の映画)

5.0

敗戦直後の混沌とした時代、誰しも真っ当に生きられない時代で足掻く者たちの物語。

半焼けになった廃屋で春を売る女を趣里が演じる。朝ドラとは全く異なる役柄で、「ブギウギ」が陽の演技なら「ほかげ」は陰の演
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葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

4.5

老人と孫と棺のロードムービー。説明は極力省かれ、寡黙な二人の旅で聞こえてくるのはラジオから流れる声や出会う人々の言葉ばかり。老いた男は笑うことも泣くこともなく、黙々と妻の遺体を運んで故郷を目指す。退屈>>続きを読む

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

さすがに面白かったけど、ラスト、エスメラルダはイケメンとくっつくんかい!
結局カオかよ、ハッ!
…と、私の中のカジモドが鐘楼に引きこもってしまった。

まあ、カジモドにとっては陽の光の下で民衆から受け
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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.0

20年ぶりの新作は怒涛の勢いで2時間を駆け抜ける。セリフもバトルも高速すぎて情報量で圧倒された。2倍速で見ている感覚で、ずっと心拍数が上がったままだった。理解が追いつかず、過去作の復習が全然間に合わな>>続きを読む

エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

4.0

前作「ニューヨーク1997」と同じプロットだ…!?恐怖政治に支配されるアメリカ。地殻変動で島となり犯罪者の巣窟として隔離されたロサンゼルスに潜入する主人公スネーク。24時間の時間制限。出会う奇妙な人々>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.5

アクション、ユーモア、兄弟ドラマ、いろいろ盛り込まれていてとても楽しかった。いつも陽気で余裕かましてるアクアマンは、王座についてもチャラかった。しかし新米パパとして奮闘中だったりするところは好感もてた>>続きを読む

シャクラ(2023年製作の映画)

3.0

アクションはさすがに素晴らしいものの、物語に漂うダイジェスト感がもったいない。あとロン毛のドニー・イェンに慣れない。

グースバンプス モンスターと秘密の書(2015年製作の映画)

4.5

有名な児童向けホラー小説『グースバンプス』シリーズの映画化作品。ジャック・ブラックがシリーズの著者R・L・スタインを演じ、スタインが書いた様々なモンスターたちが本から飛び出すという、映画ならではのスト>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

東北にScreenXが来てくれたので、私のScreenX初体験はゴジラにしましたが、映画の内容があまり入ってきませんでした。作品のせいも多少あると思う。アクションシーンは悪くないけど、とても良いわけで>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

黒柳徹子の自伝的小説のアニメ化作品。おしゃべりでお転婆なトットちゃんのトモエ学園での日々。小児麻痺の男の子・やすあきちゃんとの交流がクライマックスへと繋がっていくが、日常の背景として描かれる"戦争の影>>続きを読む

BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

4.0

#0.8の感想もここに書いてしまいますね。

一応魔女っ子アニメなのかな(笑)英国の裏世界には竜と魔法の世界が広がっていて、ドラゴン管理機構に所属する魔女のニニーとのえるが活躍する物語。ちっさくて尖っ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

隔絶された因習村で殺人事件の謎を解くという往年のミステリー仕立てになっていて、グロテスクな描写はやや大人向け。見事に猟奇ミステリーと妖怪アニメを融合させている。水木から滲み出る人間臭さ、ゲゲ郎の超然と>>続きを読む

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

4.0

冒頭すぐに脈絡もなく覚醒して、そのまま逃亡ロードムービーが始まる攻めてる映画。エレクトロニックなプレイリスト映画でもあり、良いノリの痛快な時間が続く。ただモナ・リザのバックボーンについてあまりに説明不>>続きを読む

ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

4.5

近未来――、島ひとつが刑務所と化したマンハッタンに大統領専用機が墜落。囚人たちに拉致された大統領を救出するため、戦争の英雄で犯罪者でもあるスネーク・プリスキンが単身でマンハッタン島に送り込まれる。>>続きを読む

スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

4.0

12時間ごとに他人の身体に乗り移ってしまう主人公。記憶喪失の彼は自分が何者でなぜこんなことになってしまったのか調べ始めるが…。

状況がまったく飲み込めないまましばらく続く前半のもどかしさを乗り越えれ
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市子(2023年製作の映画)

4.5

これは分別のない人が見ると「市子、悪魔やでぇ…」で終わるあぶない作品。けれど市子もその母親も救われるべき存在。日本の司法や制度がクソったれなせいで女性が割を食う羽目になり、母親と市子は終わりのない苦し>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.5

クレイジーガールがオタクおじさんに好奇心からちょっかいを出す青春劇。世界をシニカルに捉え、「普通」であることを拒否するイーニドが魅力的。その身勝手さが他者も自分も傷つけるけど、若者のそんな姿にとても共>>続きを読む

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