ゆず

ぼくらの七日間戦争のゆずのレビュー・感想・評価

ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)
4.0
厳しい管理教育に抑圧された中学生たちが廃工場に立てこもり大人たちに反旗を翻す。宮沢りえの女優デビュー作。わりと序盤から立てこもり作戦が水面下で進んでいて、廃工場のシーンが大半を占めている。原作にはなかった61式戦車のレプリカが登場して迫力充分。終盤、大人たちがアスレチック要塞と化した廃工場に挑むところはなんだか楽しかった。気持ちのいい終わり方だったが、誰にでもある反抗期というテーマや行き過ぎた管理教育へのメッセージ性については投げっぱなしの感があるので、あまり考えないでおこう。
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