ジョニー

ディレクターズカット ブレードランナー 最終版のジョニーのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

随分久しぶりの鑑賞でした。初のディレクターズカット版の方で。改めて私は「ブレードランナー」が好きなんだなという事を再認識しました。

こうした80年代のSF作品は、今見ると見劣りもするはずなのですが、この作品に関しては全く違って、決して色褪せない世界遺産でも見るかの如く、懐かしさと興奮が入り混じりました。またエンディングでかかるヴァンゲリスの曲が気分を高揚させます。

細かいストーリー展開は覚えてなかったものの、一コマ一コマのビジュアルが、強烈に脳にインプットされており、改めて芸術性の高さを感じました。今のSFX技術を駆使してリメイクしたらと言う考えは愚かな事で、10年先20年先見ても同じ興奮を味わう事間違いありません。

おそらく今初めてこの作品を見る人たちには、この興奮は感じ得ないでしょうね。SFX技術の高い作品をいくつも見てしまってるので。公開時期の年代にリアルタイムで、自分が見れてた事は本当にラッキーでした。