チェンジィ〜、チェンジィ〜、じんぞぉうにぃんげぇん、きぃっかぃだぁぁあ〜♪
このフレーズ、とても強烈で、1回聴いたらなかなか忘れられない。
“立体メガネをおかけください”
“立体メガネをおとりください”
なんだろう、これ。
劇場版で映画館で青と緑のメガネが配られて、3D映像観れたのかな。
そのシーンは今では白黒映像になっているけど、当時は青と緑の二重映像だったのか、、、革新的。
その映像、メガネかけて観てみたい。
そういう映像における仕掛けへの挑戦、良いね。1972年の映画で素晴らしい。
キッズたちはめちゃくちゃワクワクキャーキャーしたに違いない。
『“飛び出す”人造人間キカイダー』ってそういう意味だったのか、すげぇ〜。
“光明寺博士は考案したオールマイティ装置のある工場に爆破装置を仕掛け、その鍵を山林に埋める。ところが、偶然鍵を拾った青木ヒロシがペンダントにして秋月ユカにプレゼントする。
その頃、ダークのプロフェッサー・ギルは、五大都市全滅計画を企てていた。”
このあらすじ、情報量が多過ぎる。
もはやこの時点で、キカイダーに一喜一憂しない親御さんたちや、特撮に興味のない人は脱落すること必須のあらすじ。
逆にここまで色濃く濃縮する劇場版。
キカイダーの活躍と特性や弱点、世界観を短い時間で詰め込みまくってる。
ここ最近、これ以前の1号2号、V3の仮面ライダーの劇場版も観たが、この頃の劇場版は敵対する怪人たちのオールスター共演も見どころらしく、いちいちワラワラ出てきては名前を名乗って自己紹介する。
これが、なんか、好きな人にとっては堪らない感じ。
ここに出て来る“おねえさん”と呼ばれてる女性、なんなんだろう、この色気。
当時のタータンチェックのワンピース的なファッションセンスですごく可愛いのに、大人の感じが抑えきれてない感じ、、、これは、大人のファンとして楽しめてしまう要素もある。
当時はTVシリーズもやってたと思われて、この短尺の劇場版自体は結構話が唐突に始まり、唐突に終わる。
だけど、TVシリーズに歓喜していたならば、その新たな枝葉の物語として楽しめたに違いない。
人造人間キカイダー、体を縦に赤と青の2とーんで目や体の節に黄色が差し込まれていて、とんでもなくビビットな配色のヒーロー。
相手も“ダーク”と名乗る犯罪組織で、もう、そのまんま。
色んな意味でわかりやすいというか、ド派手にぶちかましてるヒーロー、伴大介もスマートだけど力強くてカッコいい。
※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
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